FAQ(よくあるご質問)
- パネルの表示部に測定値が表示されない。("----"表示になる)
- パネルの表示部に測定値が表示されない。(".b.y.t"表示になる)
- トリガを送信しても測定が開始または設定が変更されない。
- 測定完了にかかる時間が知りたい。
- Easy Controller for PCR-Mを実行しようとするとエラーが表示されて実行できない。
パネルの表示部に測定値が表示されない。("----"表示になる)
自動継続モードはオンになっていますか?本機は、自動継続モードオフがデフォルトになっています。
トリガソースはIMM(デフォルト)になっていますか?
:INITiate:CONTinuous:SEQuence3 ON
ファームウェアバージョン1.20以降のPCR-Mシリーズの表示部は、モニタとして動作しています。負荷に出力されている現在の値を表示します。
ファームウェアバージョン1.19以前のPCR-Mシリーズの表示部は、INITコマンドやMEASureコマンドで測定したときの値を表示します。その ため、フロントパネルの操作がローカルからリモートに切り替わったとき、有効な測定データを問い合わせできない状況のとき、測定が完了していないと き、*RSTまたは*RCLコマンドが送信されたときには、データがない事を意味する"---"が表示されます。
パネルの表示部に測定値が表示されない。(".b.y.t"表示になる)
連結したコマンドを送信したり、処理時間の長いコマンドを送信したりすると、PCR-Mシリーズがコマンド処理するための内部メモリを確保できなくなる場合があります。
処理時間の長いコマンドを送信する場合には、約250 ms待ってから次のコマンドを送信してください。
シーケンスの状態が、WTG(Waiting for Trigger)状態になっていますか?
トリガで測定を開始する場合には、トリガソースをBUSに設定してからINITコマンドでシーケンスをWTG状態にします。
シーケンス3の例
WTG状態でトリガを送信すると測定を開始します。
本製品は測定動作開始から測定完了に最大330 msを必要とします。
INITコマンドとともに*OPC?クエリを送信すると、測定動作がすべて完了した時点で、出力キューにASCII文字の「1」が準備されます。
シーケンス3の例
このレスポンスを取得した時点で測定処理は完了しているので、FETC?を使用すると測定データを取得できます。
シーケンス1の場合には:INIT:SEQ3を:INITに変更します。
Easy Controller for PCR-Mを実行しようとするとエラーが表示されて実行できない。
パソコンにVISAライブラリがインストールされていますか?
Easy Controller for PCR-MはVISAライブラリが必要です。
VISAライブラリがインストールされていても、エラーが出る場合には、VISAライブラリを再インストールしてください。
NI-VISA、Agilent VISAのインストールはそれぞれの取扱説明書を参照してください。