セットアップ
PCR-LEPCR-LE2シリーズのインターフェースのセットアップ
LAN(オプション)
オプションのLANインターフェースボード(LN05-PCR-LE)装着時のみ有効です。
本製品をLANインターフェースでコントロールする場合には、VXI-11またはHiSLIPプロトコルに対応したミドルウェアが必要です。ミドルウェアはVISAライブラリによって自動的にインストールされます。
本製品をLANインターフェースでコントロールする場合には、SCPI-Telnet/ VXI-11/ HiSLIP/ SCPI-RAWプロトコルに対応したミドルウェアが必要です。ミドルウェアはVISAライブラリによって自動的にインストールされます。
LANインターフェースボードには、ウェブサイトが組み込まれています(組み込みウェブサイト)。LANインターフェースはコンピュータ上のブラウザから、詳細に設定できます。
社内でのLAN接続、IPアドレス、ホスト名、およびセキュリティなどに関する詳細は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
ホスト名(Bonjourホスト名)を使用する場合には、Apple Bonjourをインストールする必要があります。
LAN接続
標準のLANケーブル(カテゴリ5、ストレート)を使用して本製品をネットワークハブ、またはルータに接続します。直接接続する場合には、クロスケーブルを使用します。
LAN設定
通常はDHCPをON、AUTO IPをONにしてIPアドレスを自動設定します。
1. CONFIG(SHIFT+OPR MODE) > COM-I/F(F1)を押してTYPEをLAN(F5)に変更します。
2. 続けてDHCPとAUTO IP設定を設定します。
直接接続する場合には、DHCPをOFF、AUTO IPをONにしてIPアドレスを自動設定します。
IPアドレスは、パネルからは設定できません。固定IPアドレスを設定したい場合には、一旦 IPアドレスを本製品に自動設定してから組み込みウェブサイトで設定します。
IPアドレスはPCR-LEシリーズCONFIG設定のCOM-I/F画面で確認できます。
警告
感電や機器の損傷の恐れがあります。LANインターフェースは、ネットワーク上の任意の場所からアクセスが可能です。必要がある場合には、セキュリティの設定をしてください。セキュリティは、パスワード保護やIPアドレスによるホスト制限で設定できます。 ->設定方法 |
NOTE
LANインターフェースは、コマンド(SYSTem:REMote)でリモートに移行する必要があります。リモートプログラミングをする場合には、プログラムの最初にSYSTem:REMoteを送信してください。 |
サービスリクエスト
サービスリクエストおよびシリアルポーリングの機能が実装されています。
LAN機能
組み込みウェブサイトの操作によっては、機能によりインターネット回線への接続が必要になる場合があります。
LXI Specification Ver.1.3 Class Cに準拠
LXI 1.4 Core 2011に準拠
VXI-11/HiSLIP/SCPI-RAWプロトコルに準拠
SCPI-Telnet/ VXI-11/ HiSLIP/ SCPI-RAWプロトコルに準拠
通信速度:最大100 Mbps(オートネゴシエイション)
NON AUTO MDIX
ウェブサイトの操作(Internet Explorer 9.0以降、Fire fox 8.0以降、Safari/Mobile Safari 5.1以降、Chrome 15.0以降、Opera 11.0以降)
計測器情報、ネットワーク情報、VISAリソース情報の表示
ネットワーク設定の変更、セキュリティ設定
簡易電源制御アプリケーションの利用
LANインターフェースの再起動
リブートスイッチを2秒以上長押しすると、LANインターフェースが再起動します。設定されているLANインターフェースの設定は変わりません。
本製品のパネル設定には影響はありません。本製品がリモート状態の場合には、スイッチ操作によってローカル状態(パネル操作)になります。
通信中は、リブートスイッチを不用意に操作しないでください。誤作動する場合があります。
LANインターフェースのリセット
LANリセットスイッチを2秒以上の長押しすると、LANインターフェースの設定(ホスト名を除く)が工場出荷時に戻ります。セキュリティパスワードやIPアドレスがわからなくなってしまった場合に利用できます。
本製品のパネル設定には影響はありません。本製品がリモート状態の場合には、スイッチ操作によってローカル状態(パネル操作)になります。
通信中は、LANリセットスイッチを不用意に操作しないでください。誤作動する場合があります。