電子負荷装置 PLZ12005WH/PLZ20005WH

通信インターフェースマニュアル


 

チュートリアル

測定する

測定して結果を問い合わせる方法について説明します。

測定して結果を問い合わせる

ロードオン後にINIT:ACQの入力で即時に測定を行い、その後測定値を問い合わせるコマンド例を説明します。

1 :TRIGger:ACQuire:SOURce IMM '測定のトリガソースをIMMediateに設定
2 :INPut ON 'ロードオン
3 :INITiate:ACQuire '測定開始
4 :FETCh? '測定値を問い合わせる

3行目では測定のトリガ待ち状態に移行しますが、1行目でトリガソースにIMMediateを設定しているため、測定が即時開始されます。

複数回の測定をして結果を問い合わせる

ロードオン後にINIT:ACQの入力で即時に測定を3回行い、その後測定値を問い合わせるコマンド例を説明します。

1 :TRIGger:ACQuire:SOURce IMM '測定のトリガソースをIMMediateに設定
2 :TRIGger:ACQuire:COUNt 3 '測定の回数を3回に設定
3 :INPut ON 'ロードオン
4 :INITiate:ACQuire '測定開始
5 :DATA:R? '測定値を問い合わせる

4行目では測定のトリガ待ち状態に移行しますが、1行目でトリガソースにIMMediateを設定しているため、測定が即時開始されます。2行目で測定の回数を3回に設定しているため、3回測定を行います。測定を複数回行ったときは、DATA:R?(5行目)で測定値を問い合わせます。

測定値の問い合わせ方法の違いについては、「測定結果の問い合わせ」を参照してください。

トリガで測定を開始して結果を問い合わせる

測定のトリガソース(TRIG:ACQ:SOUR)をIMMediate以外に設定すると、トリガを使用して測定できます。ここでは、ロードオン後にDIGITAL2の入力で測定を開始し、測定値を問い合わせる例を説明します。

1 :TRIGger:ACQuire:SOURce DIGITAL2 '測定のトリガソースをDIGITAL2に設定
2 :INPut ON 'ロードオン
3 :INITiate:ACQuire '測定のトリガ待ち状態に移行(DIGITAL2の入力で測定を開始)
4 :FETCh? '測定値を問い合わせる

3行目で測定のトリガ待ち状態に移行します。1行目でトリガソースをDIGITAL2に設定したため、トリガ待ち状態のときにEXT CONTコネクタの13ピン(DIGITAL2)に信号を入力すると、測定が開始されます。

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セットアップ

コマンドの概要

コマンド(機能別)

コマンド(ABC別)

コマンド(サブシステム別)

レジスタ

付録

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