チュートリアル
測定する
測定して結果を問い合わせる方法について説明します。
測定して結果を問い合わせる
ロードオン後にINIT:ACQの入力で即時に測定を行い、その後測定値を問い合わせるコマンド例を説明します。
1 | :TRIGger:ACQuire:SOURce IMM | '測定のトリガソースをIMMediateに設定 |
---|---|---|
2 | :INPut ON | 'ロードオン |
3 | :INITiate:ACQuire | '測定開始 |
4 | :FETCh? | '測定値を問い合わせる |
3行目では測定のトリガ待ち状態に移行しますが、1行目でトリガソースにIMMediateを設定しているため、測定が即時開始されます。
複数回の測定をして結果を問い合わせる
ロードオン後にINIT:ACQの入力で即時に測定を3回行い、その後測定値を問い合わせるコマンド例を説明します。
1 | :TRIGger:ACQuire:SOURce IMM | '測定のトリガソースをIMMediateに設定 |
---|---|---|
2 | :TRIGger:ACQuire:COUNt 3 | '測定の回数を3回に設定 |
3 | :INPut ON | 'ロードオン |
4 | :INITiate:ACQuire | '測定開始 |
5 | :DATA:R? | '測定値を問い合わせる |
4行目では測定のトリガ待ち状態に移行しますが、1行目でトリガソースにIMMediateを設定しているため、測定が即時開始されます。2行目で測定の回数を3回に設定しているため、3回測定を行います。測定を複数回行ったときは、DATA:R?(5行目)で測定値を問い合わせます。
測定値の問い合わせ方法の違いについては、「測定結果の問い合わせ」を参照してください。
トリガで測定を開始して結果を問い合わせる
測定のトリガソース(TRIG:ACQ:SOUR)をIMMediate以外に設定すると、トリガを使用して測定できます。ここでは、ロードオン後にDIGITAL2の入力で測定を開始し、測定値を問い合わせる例を説明します。
1 | :TRIGger:ACQuire:SOURce DIGITAL2 | '測定のトリガソースをDIGITAL2に設定 |
---|---|---|
2 | :INPut ON | 'ロードオン |
3 | :INITiate:ACQuire | '測定のトリガ待ち状態に移行(DIGITAL2の入力で測定を開始) |
4 | :FETCh? | '測定値を問い合わせる |
3行目で測定のトリガ待ち状態に移行します。1行目でトリガソースをDIGITAL2に設定したため、トリガ待ち状態のときにEXT CONTコネクタの13ピン(DIGITAL2)に信号を入力すると、測定が開始されます。