チュートリアル
基本的な設定
下記の負荷条件を例に、基本的な設定からロードオンまでのコマンド記述方法を説明します。
負荷条件
動作モード: | CCモード |
電流レンジ: | Hレンジ |
電流値: | 30 A |
スルーレート: | 3 A/μs |
スイッチング: | スイッチングレベル 10 A スイッチング周波数 10 Hz デューティ比 50 % |
過電流保護(OCP): | 40 Aで作動 作動時はロードオフする |
コマンド例
:FUNCtion CC '動作モードをCCモードに設定
:CURRent:RANGe HIGH '電流レンジをHレンジに設定
:CURRent 30 '電流を30 Aに設定
:CURRent:SLEWrate 3 'スルーレートを3 A/μsに設定
:CURRent:PULSe:LEVel 20 'スイッチングレベルを20 Aに設定
:CURRent:PULSe:FREQuency 10 'スイッチング周波数を10 Hzに設定
:CURRent:PULSe:DCYCle 50 'デューティ比を50 %に設定
:CURRent:PROTection 40 'OCPを40 Aに設定
:CURRent:PROTection:STATe ON 'OCP作動時はロードオフにする
:INPut ON 'ロードオン
電流の最小/最大設定値を調べる
電流の最小/最大設定値は、設定している電流レンジによって異なります。下記のように、MINimumまたはMAXimumパラメータを付加したクエリを送信すると、現在の最小/最大設定値を問い合わせることができます。