電子負荷装置 PLZ-5Wシリーズ

通信インターフェースマニュアル


 

セットアップ

RS232Cインターフェースのセットアップ

コネクタのピン配置

RS232Cケーブルは、D-sub9ピン、メス-メス、ATタイプのクロスケーブルを使用してください。 下図にコネクタのピン配置を示します。



フロー制御を使用しない場合には、すべてのピンの接続は必須ではありません(図: クロスケーブルの例2)。

9ピンATタイプコネクタ(「クロスケーブルの例2」のケーブル)では、フロー制御できません。

接続方法

PLZ-5WとコンピュータのPOWERスイッチをオフにします。

RS232Cケーブルを使用して、PLZ-5Wをパソコンに接続します。

設定方法

1.    SYSTEM>Configer Interface キーを押します。

Interface画面が表示されない場合は、もう一度Configure Interfaceキーを押します。

2.    RS232C Adjustment下のBitrate、Data Bits、Stop Bits、Flow Controlをそれぞれ選択し、プロトコル(通信速度、データ長、ストップビットおよびフロー制御)を設定します。

設定内容はプロトコルの表を参照してください。

3.    PLZ-5WのPOWERスイッチをオフにしてから再度オンにすると、設定が有効になります。

プロトコル

RS232Cのプロトコルは、 下表のようになっています。下線は工場出荷時の状態です。

項目 設定値
Bitrate 9 600 bps / 19 200 bps / 38 400 bps / 57 600 bps / 115 200 bps
Data Bits 8ビット (固定)
Stop Bits 1ビット(固定)
Flow Control NONE / CTS-RTS

ブレーク信号

ブレーク信号はIEEE488.1 dcl/sdc(Device Clear, Selected Device Clear)メッセージの代替として機能します。

NOTE

リモートコントロールする場合は、PLZ-5Wをリモート状態(SYST:COMM:RLSTをREMoteまたはRWLockに設定)にすることを推奨します。リモート状態で動作しているときは、前面パネルのディスプレイにREMOTEが表示されます。

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セットアップ

コマンドの概要

コマンド(機能別)

コマンド(ABC別)

コマンド(サブシステム別)

レジスタ

付録

チュートリアル

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