はじめに
「PAT-Tシリーズ通信インターフェースマニュアル」では、通信インターフェースを使用してPAT-Tシリーズを以下のインターフェースによってリモートコントロールするための設定、コマンドなどについて説明しています。
•RS232Cインターフェース(標準装備)
•GPIBインターフェース(工場オプション)
•USBインターフェース(工場オプション)
•LANインターフェース(工場オプション)
リモートコントロールで動作しているときは、前面パネルの表示部にRMT LEDが点灯します。リモート状態をパネルからローカル状態(パネル操作)にするには、LOCALスイッチを押します。
マニュアルの読み方
このマニュアルは、WWW(World Wide Web)ブラウザで参照できるHTML形式でマニュアルを提供しています。HTMLマニュアルは、次のブラウザで閲覧できます。
ブラウザ: Microsoft Edge, Google Chrome, Safari
利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。
関連マニュアル
本製品のご使用上の注意、設置、操作方法、仕様などについては、付属の「PAT-Tシリーズ ユーザーズマニュアル」を参照してください。
対象読者
このマニュアルは、パーソナルコンピュータを使用して計測器を制御するための基礎知識を十分に有する方を対象に記載しています。
本製品でのSCPIコマンドの記述を理解された上でSCPIコマンドを使用してください。
マニュアルの構成
このマニュアルは、以下のように構成されています。
・概要
・セットアップ
・メッセージの概説
・コマンド(リスト*1)
・付録
・チュートリアル
*1. リストはPDFで提供しています。Adobe Reader 6.0以降が必要です。
商標類
Microsoft、およびWindowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
その他、このマニュアルに記載されている会社名、商品名、製品名などは、一般に各社の商標もしくは登録商標です。
適応するファームウェアバーション
本通信インターフェースマニュアルは、
Ver.5.xx(8 kWタイプの場合)
Ver.4.xx(4 kWタイプの場合)
のファームウェアを搭載した製品に適用します。
計測器インターフェース規格
本製品は、以下の規格に準拠しています。
•IEEE Std 488.2-1992 IEEE Standard Codes, Formats, Protocols, and Common Commands For Use With IEEE Std 488.1-1987
•IEEE Std 488.1-1987 IEEE Standard Digital Interface for Programmable Instrumentation
•Standard Commands for Programmable Instruments (SCPI) version 1999.0
•Universal Serial Bus Specification Rev 2.0
•Universal Serial Bus Test and Measurement Class Specification (USBTMC) Rev 1.0
•Universal Serial Bus Test and Measurement Class, Subclass USB488 Specification (USBTMC-USB488) Rev 1.0
•TCP/IP Instrument Protcol Specification VXI-11 Rev 1.0
著作権・発行
マニュアルの一部または全部の転載、複写は著作権者の許諾が必要です。
製品の仕様ならびにマニュアルの内容は予告なく変更することがあります。
Copyright©2010 菊水電子工業株式会社
IX000792, Jul. 2022