交流電源 PCR-LE2シリーズ
付録
アナログ信号インターフェースボード(EX05-PCR-LE、EX06-PCR-LE)
ラインインピーダンスネットワーク(LIN3060J、LIN1020JF、LIN3020JF)
シーケンス作成・制御ソフトウェア(SD011-PCR-LE)
PCR-LE用簡易リモコンソフトウェア(SD021-PCR-LE)
ディップシミュレータ(DSI1020、DSI3020、SD009-PCR-LE)
本製品用の電源コードです。分電盤側は端末処理されていません。
IEC規格には、適合していません。
PCR12000LE2、PCR18000LE2、PCR27000LE2の電源コードについては、当社営業所へお問い合わせください。
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型名 |
ケーブル |
長さ |
公称断面積 |
入力端子 |
PCR6000LE2 単相2線入力 |
AC14-1P3M-M8C-3S |
単芯、3本 |
3 m |
14 mm2 |
M8 |
PCR6000LE2 PCR9000LE2 三相3線入力 |
AC14-1P3M-M5C-4S |
単芯、4本 |
3 m |
14 mm2 |
M5 |
PCR6000LE2 PCR9000LE2 三相4線入力 |
AC5.5-1P3M-M5C-5S |
単芯、5本 |
3 m |
5.5 mm2 |
M5 |
下記インターフェースボードを使用すると、RS232C以外のインターフェースで本製品を制御できます。
US05-PCR-LE:USBで本製品を制御するためのボード。
IB05-PCR-LE:GPIBで本製品を制御するためのボード。
LN05-PCR-LE:LANで本製品を制御するためのボード。
(図は IB05-PCR-LE の例)
後面パネルのSLOT4にインターフェースボードを装着します。
■ 取り付け
静電気の発生しやすい環境で取り扱わないでください。
1 |
POWER スイッチがオフになっていることを確認します。 |
2 |
アースされた金属(後面パネルの金属部など)に触れて、身体の静電気を放電します。 |
3 |
後面パネルの SLOT4 のカバーを止めているねじを外して、パネルからカバーを外します。
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4 |
プリント基板の部品面が上になるようにボードのパネル部分を持ちます。 |
5 |
スロットの奥にあるコネクタにプリント基板のコネクタ部が挿入されるようにボードをスロットの中に入れます。
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6 |
ボードを奥まで差し込みます。 |
7 |
手順 3で外したねじを使用して、ボードをパネルに固定します。 |
8 |
LANインターフェースボード(LN05-PCR-LE)を装着した場合で、ホスト名を変更する場合には、組み込みウェブサイトで設定します。 ホスト名の工場出荷時は「PCR-LE」です。複数のPCR-LEシリーズをホスト名でアクセスする場合には、ホスト名を変更する必要があります。 組み込みウェブサイトの詳細については、通信インターフェースマニュアルの「インターフェースのセットアップ」の項を参照してください。 |
9 |
USBインターフェースボード(US05-PCR-LE)を装着した場合には、フェライトコアと結束バンドを取り付けます。 USBインターフェースにはフェライトコア(96-01-0210)と結束バンド(P4-000-551)が付属されています。 フェライトコアはUSBコネクタから10 cm以内に取り付けます。確実にロックされていることを確認してください。 取り付けたフェライトコアが動かないように結束バンドを取り付けます。
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アナログ信号インターフェースボード(EX05-PCR-LE、EX06-PCR-LE)
下記ボードを使用すると、アナログ信号でPCR-LEシリーズが制御できます。
• EX05-PCR-LE:外部から入力した波形をそのまま増幅して出力
• EX06-PCR-LE:外部から入力する直流信号に応じて、出力する交流波形(正弦波)の電圧値を可変
後面パネルのSLOT3にボードを装着します。
接続については、EX05-PCR-LE/ EX06-PCR-LEのセットアップガイドを参照してください。
PCR6000LE2/ PCR9000LE2やラックを床面に固定する場合に使用します。
詳細についてはOP03-KRCの取扱説明書を参照してください。
PCR6000LE2/PCR9000LE2に使用する場合には本製品に付属しているキャップをコインなどで取り外して取り付けます。OP03-KRCに付属のナットは使用しません。
アングル取り付け時の寸法は下図のとおりです。
単位:mm
コントロールパネルを本製品から取り外して使用するための、延長ケーブル(2 m)です。
1 |
POWER スイッチがオフになっていることを確認します。 |
2 |
コントロールパネル裏面のコネクタカバーを固定しているねじを外します。 コネクタカバーを上にスライドしてコントロールパネルから取り外します。
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3 |
コントロールパネルに接続されているケーブルを外します。
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4 |
PCR-LE2シリーズからのケーブルとコントロールパネル延長ケーブルを接続します。バンドとブラケットでコントロールパネル延長ケーブルをPCR-LE2シリーズに固定します。
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5 |
コントロールパネル延長ケーブルをコントロールパネルに接続します。 上面または下面のミゾにケーブルを収めます。
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6 |
コネクタカバーをコントロールパネルにスライドさせて取り付けます。 手順2 で取り外したねじを使用して固定します。 下図は下面のミゾにケーブルを収めた例です。
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ラインインピーダンスネットワーク(LIN3060J、LIN1020JF、LIN3020JF)
本製品と負荷との間に標準化されたラインインピーダンスネットワークを接続すると、商用電源を模擬できます。
後面パネルのSLOT3に、付属のボードを装着します。
• LIN3060J
系統連系パワーコンディショナの試験に要求されるJIS/JET規格で定められたインピーダンスを搭載しています。JETGR0002-1-2.0系統連系試験のシステム構築に必須の基準インピーダンスユニットです
詳細については、LIN3060Jの取扱説明書を参照してください。
• LIN1020JF/ LIN3020JF
JISおよびIEC規格で定められた、配電系統に接続される機器の高調波およびフリッカ試験に要求されるインピーダンスを搭載しています。交流電源と組み合わせて、試験システムが容易に構築できます。
LIN1020JFは、単相機器用の試験に使用できます。OP01-LIN1020JFと組み合わせて使用すると、単相3線機器用または三相機器用の試験に使用できます。
LIN3020JFは、単相3線機器用または三相機器用の試験に使用できます。
詳細については、LIN1020JF/ LIN3020JFの取扱説明書を参照してください。
シーケンス作成・制御ソフトウェア(SD011-PCR-LE)
シーケンス作成・制御ソフトウェアSD011-PCR-LE Wavy for PCR-LEは、PCR-LEシリーズのシーケンスを作成したり実行したりするソフトウェアです。
詳細については、SD011-PCR-LEのセットアップガイドとオペレーションガイドを参照してください。
PCR-LE用簡易リモコンソフトウェア(SD021-PCR-LE)
PCR-LE用簡易リモコンソフトウェアSD021-PCR-LEは、Window OSのタブレットPCで当社製交流電源PCR-LE/PCR-LE2シリーズを制御できるアプリケーションソフトウェアです。
詳細については、SD021-PCR-LEのオペレーションガイドを参照してください。
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ディップシミュレータ(DSI1020、DSI3020、SD009-PCR-LE)
コントロールソフトウェア(SD009-PCR-LE)とディップシミュレータ(DSI1020/ DSI3020)と本製品を組み合わせて使用すると、IEC61000-4-11(2004)規格に準拠した電圧ディップ、瞬時停電、電圧変動のイミュニティ試験ができます。
DSI1020は、単相2線試験に対応しています。DSI3020は、単相2線、単相3線、三相3線、三相4線試験に対応しています。
後面パネルのSLOT3に、付属のボードを装着します。
詳細については、DSI1020/DSI3020の取扱説明書と、SD009-PCR-LEのセットアップガイドとオペレーションガイドを参照してください。
交流電源 PCR-LE2シリーズ
付録