試験条件作成(Test Condition Editor)のTips
プロファイルの試験結果を別のプロファイルの終止条件にする(リンク機能)
Test Condition Editorには、実行したプロファイルの試験結果(最大電圧/最小電圧/最終電圧/終了時間)を、あとから実行するプロファイルの終了条件(最大電圧/最小電圧/最大時間)として設定できる機能があります。
下記試験条件の例で説明します。
プロファイル番号 | 充放電内容 | 詳細 |
---|---|---|
1 | 初期放電 | 容量初期化のため、指定の電圧まで放電する |
2 | CC充電 | 指定した電流値と時間で充電する |
3 | CC放電 | 指定した電流値と時間で放電する |
4 | パターン充放電(充電方向) | プロファイル2の最大電圧値までパターン充放電する |
5 | パターン充放電(放電方向) | プロファイル3の最小電圧値までパターン充放電する |
プロファイル2の試験結果の最大電圧を、プロファイル4の最終条件として使用するので、プロファイル2とプロファイル4でリンクを設定します。
プロファイル3の試験結果の最小電圧を、プロファイル5の最終条件として使用するので、プロファイル3とプロファイル5でリンクを設定します。
リンクの設定方法については、動画を参照してください。
リンクは、シーケンスをまたがって設定できます。