交流電源 PCR-Mシリーズ
操作方法
本製品の出力設定値に制限を設けて、誤操作によって負荷に損傷を与えるのを防止する機能です。リミット値を負荷の条件に合わせて、事前に設定できます。
出力がオンでもオフでも、設定できます。
1 |
LIMITキーを押します。 LIMITキーが点灯し、リミット値設定表示になります。 LIMITキーを押すたびに、リミット値設定が順番に切り替わります。設定するリミット値設定表示になるまでLIMITキーを押してください。最後は、測定値表示になります。 |
2 |
ロータリーノブを回して条件を設定します。 |
3 |
続けてリミット値を設定する場合には、LIMITキーを押します。ほかの設定表示、または測定表示にする場合には、Vキー、Fキー、またはIキーを押します。 それぞれ電圧設定表示、周波数設定表示、または測定値表示になります。 |
ーNoteー
電圧および周波数は、設定値よりリミット値が優先されます。電圧または周波数リミット値を変更した場合に、現在の設定値(電圧、周波数)がリミット範囲外になった時には、リミット値が設定値になります。
出力電流の電流リミット値を設定できます。
出力モード |
リミット |
|||
PCR500M |
PCR1000M |
PCR2000M |
PCR4000M |
|
ACモード |
0.10 A~5.25 A |
0.20 A~10.50 A |
0.40 A~21.00 A |
0.80 A~42.00 A |
DCモード |
0.10 A~4.20 A |
0.20 A~8.40 A |
0.40 A~16.80 A |
0.80 A~33.60 A |
電流リミット値を超えたときの動作を選択できます。
電流リミット動作 |
表示 |
機能 |
|
オーバーロードが3秒を超えたとき、出力をオフにして、アラームを発生します。 |
|
|
オーバーロード時、出力電圧を下げて、電流リミット値を超えないようにします(ソフトウェアCC動作)。 |
*1. RMS値を計算しています。計測処理時間と電圧分解能の関係で、電流リミット値を数秒間超える場合があります。
電圧リミット範囲外の電圧は設定できません。ロワーリミット値 ≦ アッパーリミット値になるように設定してください。
出力モード |
電圧レンジ |
ロワーリミット |
アッパーリミット |
ACモード |
135 V |
0.0 V~137.5 V |
0.0 V~275.0 V |
270 V |
0.0 V~275.0 V |
0.0 V~275.0 V |
|
DCモード |
135 V |
-388.0 V~194.0 V |
-194.0 V~388.0 V |
270 V |
-388.0 V~388.0 V |
-388.0 V~388.0 V |
DCモードでは設定できません。周波数リミット範囲外の周波数は設定できません。ロワーリミット値 ≦ アッパーリミット値になるように設定してください。
出力モード |
ロワーリミット |
アッパーリミット |
ACモード |
40.0 Hz~500.0 Hz |
40.0 Hz~500.0 Hz |
交流電源 PCR-Mシリーズ
操作方法