交流電源 PCR-Mシリーズ
操作方法
OUTPUTキーを押すたびに、出力をオン/オフします。
• 出力オン
OUTPUTキー左上のLEDが点灯します。
設定した出力モード、電圧レンジに応じた電圧、および周波数を出力します。
• 出力オフ
OUTPUTキー左上のLEDが消灯します。
POWERスイッチをオンにした直後は、出力はオフです。
保護機能が作動した場合には、出力がオフ になります。ただし、電流リミット動作がLIMIT CONTROLが選択されている場合で、過負荷保護機能(電流リミット)が作動したときは、出力はオフしません。
警告
感電の恐れがあります。
OUTPUT端子台およびOUTPUTコンセントには手を触れないでください。
DCモードの場合、出力がオフでも負荷としてコンデンサや電池などを接続している時には、その負荷のエネルギーが放出されるまで、OUTPUT端子台およびOUTPUTコンセントに接続されている部分に電圧が残っています。無負荷時の、内部のコンデンサの放電時間は約0.1秒間です。感電の危険があるので、OUTPUT端子台およびOUTPUTコンセントには手を触れないでください。
注意
出力をオンにすると、数十マイクロ秒間、数Vのアンダーシュートまたはオーバーシュートがでることがあります。
本製品は、機械的なスイッチやリレーによって内部回路と出力を切り離すのではなく、電気的に出力のインピーダンスを高くすることによって出力を オフ にします。したがって、チャタリングなしでオン/オフ できます。出力が オフ のときには、出力は高インピーダンス状態になります。
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PCR500M |
PCR1000M |
PCR2000M |
PCR4000M |
135 Vレンジ |
約40 kΩ |
約20 kΩ |
約10 kΩ |
約5 kΩ |
270 Vレンジ |
約80 kΩ |
約40 kΩ |
約20 kΩ |
約10 kΩ |
ACモードでは、OUTPUTオン位相を設定できます。
OUTPUTオン位相角の制御の設定は、コンフィグで設定します。OUTPUT オフ 位相角は、無負荷時に本製品内部の出力コンデンサを放電させるため、ゼロクロス位相で 出力がオフ します。
交流電源 PCR-Mシリーズ
操作方法