交流電源 PCR-Mシリーズ

付録


用語の解説

定格出力(電力)容量または電力容量

定格最大電流

定格出力電流

最大ピーク電流(ACモードのみ)

出力電圧波形歪率

出力電圧応答速度

力率(Power Factor:PF)

波形率

クレストファクタ(Crest Factor:CF)

アクティブフィルタ

コンデンサインプット型整流(回路)負荷

定格出力(電力)容量または電力容量

ACモードでは出力電圧が100 V~135 V/200 V~270 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)で出力周波数が40 Hz~500 Hzのとき、DCモードでは出力電圧が100 V~190 V/200 V~380 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)のときに、連続して供給できる出力電力容量の最大値(単位:VA)。

  

PCR500M

PCR1000M

PCR2000M

PCR4000M

出力容量

500 VA

1000 VA

2000 VA

4000 VA

DCモードの電力容量はACモードの80 %になります。

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定格最大電流

ACモードでは出力電圧が100 V/200 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)で出力周波数が40 Hz~500 Hzのとき、DCモードでは出力電圧が100 V/200 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)のときに、連続して供給できる出力電流(実効値)の最大値(単位:A)。

DCモードの最大電流はACモードの80 %になります。

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定格出力電流

ACモードの場合

出力電圧によって低減された出力電流(実効値)の連続最大値。

DCモードの場合

出力電圧によって低減された出力電流の連続最大値(単位:A)。

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最大ピーク電流(ACモードのみ)

コンデンサインプット型整流負荷に対して、出力電圧が100 V~135 V/200 V~270 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)で、出力周波数が40 Hz~500 Hzのときに、本製品から供給できる出力電流(ピーク値)の連続最大値(単位:Apeak)。

最大ピーク電流=定格最大電流(実効値)×3

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出力電圧波形歪率

出力電圧が50 V~135 V/100 V~270 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)において、負荷力率=1のときの出力電圧波形の全高調波歪率(%)。

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出力電圧応答速度

出力電圧が100 V/200 V(135 Vレンジ/270 Vレンジ)で、負荷力率=1(ACモードの場合)のとき、出力電流率を0 %から 100 %に変化させたときの、出力電圧変化が全変化分の 10 %を超え、再び 10 %以内に戻るまでの時間(単位:μs)。

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力率(Power Factor:PF)

力率は、皮相電力に対する有効電力の割合です。交流電圧と交流電流の位相差から生じる効率の悪さを示したものです。

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波形率

平均値に対する実効値の割合です。

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クレストファクタ(Crest Factor:CF)

クレストファクタは、波形のピーク値(波高値)と実効値の割合です。波高率ともよばれます。

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正弦波の場合は、1.41になります。

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アクティブフィルタ

入力電流の波形歪(高調波電流)を低減するための回路です。本製品内部の入力電源部に採用されています。スイッチング制御によるアクティブフィルタです。力率が改善(0.9(Typical値))されます。

用語の解説(続き)

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コンデンサインプット型整流(回路)負荷

電子機器などの内部において、入力の交流電圧を、機器が作動するために必要な直流電圧に変換する整流回路部の構成が下図のようになっている負荷のこと。

この場合の入力電流のピーク値は通常、実効値の2 ~ 4 倍程度となって、出力電圧のピーク (位相角 90 deg または 270 deg)を中心にして導通角(電流が流れている期間)は 20 deg ~ 90 deg 程度になります。

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