交流電源 PCR-Mシリーズ

使用準備


電源コードを接続する(PCR1000M~PCR4000M)

本製品はIEC規格過電圧カテゴリ IIの機器(固定設備から供給されるエネルギー消費型機器)です。

23709.jpg 警告

感電の恐れがあります。

本製品はIEC規格Safety Class Iの機器(保護導体端子を備えた機器)です。感電防止のために必ず接地(アース)してください。

接地は、電気設備技術基準に基づくD種接地工事が施された大地アースへ、必ず接続してください。

接続の前に分電盤のブレーカをオフにしてください。

端子カバーを外して使用しないでください。

感電や火災の危険があります。

接続する分電盤のブレーカは、下記の要件を満たす必要があります。

専門の技術者が、電源コードを分電盤へ接続してください。

24498.jpg 注意

AC電源ラインの電圧ひずみが大きいと、故障の原因になります。発電機等への接続はできません。

本製品の内部では、入力端子の極性に合わせて入力ヒューズなどの保護回路が接続されています。必ず電線の色と入力端子を合わせて(L、N、および21083.jpg(GND))正しく接続してください。

ーNoteー

緊急時にはAC電源ラインから本製品を切り離すために、配電盤のブレーカをオフにしてください。

配電盤のブレーカ要件

定格電流

安全のため、下記電流値を超えるブレーカは使用不可

PCR1000M:20 A以下

PCR2000M:40 A以下

PCR4000M:80 A以下

本製品専用にしてください。

いつでも容易に操作できる状態に保ってください。

本製品専用でAC電源ラインを切り離すブレーカであることの表示が必要です。

21100.jpg

PCR1000M接続

PCR2000M、PCR4000M接続

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PCR1000M接続

1

接続するAC電源ラインが本製品の入力定格に適合しているか確認します。

入力できる電圧はAC100 V~120 VまたはAC200 V~240 Vの範囲における公称電源電圧のどれか、周波数は50 Hzまたは60 Hzです。

2

POWERスイッチがオフになっていることを確認します。

3

AC INPUT端子台に取り付けてある端子カバーを外します。

21115.jpg

4

電源コードをAC INPUT端子台の表示に合わせて接続します。

21125.jpg

5

手順3 で外した端子カバーを取り付けます。

下側の穴を使用して取り付けます。

21135.jpg

6

電源コードの配電盤側に圧着端子を取り付けます。

付属の電源コードの配電盤側は、端末処理が施されていません。端末処理は、接続する配電盤のねじに適合した圧着端子などを取り付けてください。作業は専門の技術者が行ってください。

7

分電盤のブレーカをオフにします。

8

電源コードを分電盤の表示に合わせて接続します。

9

分電盤のブレーカをオンにします。

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PCR2000M、PCR4000M接続

図はPCR2000Mの例です。

1

接続するAC電源ラインが本製品の入力定格に適合しているか確認します。

入力できる電圧はAC100 V~120 VまたはAC200 V~240 Vの範囲における公称電源電圧のどれか、周波数は50 Hzまたは60 Hzです。

2

POWERスイッチがオフになっていることを確認します。

3

AC INPUT端子台に取り付けてある端子カバーを外します。

21161.jpg

4

電源コードをAC INPUT端子台の表示に合わせて接続します。

21155.jpg

5

手順3 で外した端子カバーを取り付けます。

21149.jpg

6

電源コードの配電盤側に圧着端子を取り付けます。

付属の電源コードの配電盤側は、端末処理が施されていません。端末処理は、接続する配電盤のねじに適合した圧着端子などを取り付けてください。作業は専門の技術者が行ってください。

7

分電盤のブレーカをオフにします。

8

電源コードを分電盤の表示に合わせて接続します。

9

分電盤のブレーカをオンにします。

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