交流電源 PCR-LEシリーズ

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線間電圧ディップ

以下の例は線間電圧ディップ(二相短絡:残電圧70 %)の設定例です。

127774.jpg 

STEPステップ

0

1

2

3

ACVOLT [V] U相交流電圧

116.6

91.6

116.6

116.6

RAMP (ACVOLT) U相電圧ランプ

OFF

OFF

ON

OFF

ACV V[V] V相交流電圧

116.6

116.6

116.6

116.6

RAMP (ACV V) V相電圧ランプ

OFF

OFF

ON

OFF

ACV W [V] W相交流電圧

116.6

91.6

116.6

116.6

RAMP (ACV W) W相電圧ランプ

OFF

OFF

ON

OFF

TIME [ms] ステップ時間

100

100

100

100

S.PHASE [deg] 開始位相角

FREE

FREE

FREE

FREE

E.PHASE [deg] 終了位相角

FREE

FREE

FREE

FREE

U PHA.OFFS [deg] U相オフセット

0

350

0

OFF

RAMP (U PHA.OFFS) U相ランプ

OFF

OFF

LAG

OFF

U-V PHAS [deg] U-V位相差

120

OFF

OFF

OFF

RAMP (U-V PHAS) V相ランプ

OFF

--

--

---

U-W PHAS [deg] U-W位相差

240

250

240

OFF

RAMP (U-W PHAS) W相ランプ

OFF

OFF

LEAD

---

PHAS. CNG 位相急変

OFF

OFF

OFF

OFF

ステップ1で位相を急変させて、ステップ2で位相をスイープさせます。位相急変は、通常U相オフセットを使用しないで設定しますが、今回は位相急変と位相スイープの両方を使用するので、位相急変もU相オフセットを使用して設定します。

ステップ1でU-W線間電圧を70 %にします。

U相とW相の電圧を91.6 V(ランプオフ)に設定して、U相(U相オフセット)を35(36-1)、W相(U-W位相差)を25(24+1)に設定します。急変させるので、U相とW相のランプ設定はオフになります。

ステップ2で、U-W線間電圧をステップ時間の1秒かけて70 %から100 %にします。

U相とW相の電圧を116.6 Vに設定して電圧ランプをオンにします。

U相の位相を時計回りににするので、U相の位相(U相オフセット)をに設定して、ランプをLAG(遅相)に設定します。

W相の位相を反時計回りに24にするので、W相の位相(U-W位相差)を24に設定して、ランプをLEAD(進相)に設定します。

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