交流電源 PCR-LEシリーズ
付録
単相3線出力をする場合には、オプションの2P05-PCR-LEが必要です。三相出力をする場合には、オプションの3P05-PCR-LEが必要です。
■ 単相3線出力または二相出力
下図はU-V位相差180°(工場出荷時設定)のユーザ定義波形を出力した例です。位相差は同じ180°ですが、本製品は出力方法の選択によって出力される波形が変わります。出力方法は、OPR MODE > 2P(F3)を押して設定します(ON: 二相出力、OFF: 単相三線出力、工場出荷時はOFF)。
単相3線出力(2P Mode OFF)の波形
位相設定は180°ですが、V相は、U相から180°遅れた波形が出力されるのではなく、U相を極性反転した波形が出力されます。単相3線出力する場合には、2P Modeを「OFF」で使用してください。
二相出力(2P Mode ON)の波形
V相は、U相から180°遅れた波形が出力されます。V結線接続など二相出力で使用したい場合には、2P Modeを「ON」で使用してください。U-V間の位相差は、シーケンスのステップで設定できます。
■ 三相出力
下図はU-V間の位相差120°、U-W間の位相差240°(工場出荷時設定)の3つのステップを使用したシーケンス波形を出力した例です。
V相はU相より120°遅れた波形が出力されます。W相はU相より240°遅れた波形が出力されます。U-V間の位相差とU-W間の位相差は、シーケンスのステップで設定できます。
交流電源 PCR-LEシリーズ
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