交流電源 PCR-LEシリーズ
応用編
省エネ運転機能(PCR500LEとPCR1000LEを除く)
電源オンの状態で一定時間以上出力しない(出力オフ)場合に、本製品をスリープモードにできます。
スリープモードをオンにすると、設定した時間が経過したとき、内部電力ユニットが休止状態になって電力消費を抑えます。
「zzz...zzz...Please push ESC key」が薄く表示(スクロール)されます。
ESCキーを押すとスリープモードが解除されます。解除してから内部電力ユニットが起動するまでの数秒間は、出力をオンにできません(Busy状態)。
SLEEP (SHIFT+1)キーを押して、スリープ機能を設定します。
項目 |
タイトル |
説明 |
ON |
Sleep Timer |
スリープ機能オン スリープモードになるまでの時間(1 min~60 min)を設定 |
OFF |
スリープ機能オフ |
|
EXEC |
- |
スリープ機能を即座に開始 |
省エネ運転機能(PCR500LEとPCR1000LEを除く)
本製品(PCR500LEを除く)は、ユニット構造です。定格出力容量に対応した電力ユニットで構成されています。
定格出力容量未満で使用する場合に、必要な電力ユニットだけを運転できます。電力ユニットは負荷を供給しなくても電力損失があります。できるだけ少ない電力ユニットで運転する方が消費電力は少なく省エネになります。
PCR500LEとPCR1000LEは、この機能は無効です。
使用する最大電力を設定します。設定した電力容量を超えると保護機能が作動します。
ワンコントロール並列運転時(オプション)は、接続しているPCR-LEシリーズが同一モデルの場合に有効です。
OPR MODE > POW SAV(F4)を押します。
項目 |
タイトル |
説明 |
|
POW SAV |
|
Power Save |
予想最大電力*1(1 kVA~定格出力容量、分解能:1 kVA)の設定 例:PCR6000LEやPCR9000LEで予想する最大使用電力が4.5 kVAの場合には、5 kVAを設定します。 |
U*2 |
U Power Save |
U相の予想最大電力の設定 |
|
V*2 |
V Power Save |
V相の予想最大電力の設定 |
|
W*3 |
W Power Save |
W相の予想最大電力の設定 |
*1. ワンコントロール並列運転時(オプション)の設定範囲は、1 kVAx並列台数~定格出力容量x並列台数、分解能は1 kVAx並列台数です。
*2. 単相3線出力時と三相出力時(オプション)のみ
*3. 三相出力時(オプション)のみ
POWERスイッチをオフにしてから再度オンにすると設定が有効になります。
省エネ運転機能を解除するには、MAXの設定値を定格出力容量にします。
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