交流電源 PCR-LE2シリーズ

応用編


シンクロ機能を使用する

シンクロ機能は、本製品の出力電圧の周波数と位相を、入力電源の 50 Hzまたは 60 Hzに同期(シンクロ)させます。ACモードとAC+DCモードで有効です。

外部測定器の表示が安定しない場合などに有効です。

同期遅延位相角を設定すると、三相入力の機種の入力電圧の同期位相を細かく管理できます。

シンクロ機能をオンにすると、周波数リミット機能は作動しません。

シンクロ機能のオン/オフ

入力電源周波数が定格範囲外の場合や、入力電源電圧の歪みやノイズが極端に大きい場合には、同期できません。SYNC NGが表示されます。

SYNC (SHIFT+9)キーを押して、シンクロ機能をオン/オフします。

33379.jpg 

項目

タイトル

説明

有効モード

ON

Sync

シンクロ機能を使用する

同期するまでSYNC/SYNC+Pが点滅します。数秒経過して周波数と位相が同期すると、SYNC/SYNC+P が点灯して同期した周波数が表示されます。

AC、AC+DC

OFF

シンクロ機能を使用しない

同期遅延位相角の設定

SYNC (SHIFT+9) > DELAY(F4)を押して設定します。

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項目

タイトル

説明

有効モード

DELAY

Sync delay deg

同期遅延位相角(0 deg~359 deg)の設定

AC、AC+DC

シンクロ機能を解除したときの周波数

シンクロ機能使用時の周波数が周波数リミット範囲内の場合には、同期していた 50 Hzまたは 60 Hzのどちらかに設定されます。周波数リミット範囲外の場合には、周波数リミット機能が作動します。

シンクロ機能使用時の周波数がロワーリミットより低い場合には、ロワーリミット値になります。アッパーリミットより高い場合には、周波数はアッパーリミット値になります。

位相について

入力の結線と出力設定に対しての同期位相は、下記のようになります。

入力結線

 

単相出力

単相3線出力

三相出力

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単相入力(PCR6000LE2)

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入力と同位相

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VU-NはVL-Nと同位相

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三相3線 200 V入力

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入力VR-Sと同位相

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VU-NはVR-Sと同位相

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三相4線 400 V入力

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入力VR-Nと同位相

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入力と同位相

 

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