OPERationステータスレジスタは、本器の通常の動作の一部である状態についての情報を格納した16ビットレジスタです。
表9 OPERationステータスレジスタ(STATus:OPERation)
ビット | ビットの重み | ビット名 | 説明 |
0 | 1 | CALibrating | 本製品がが校正(CAL)モードになっています。 |
1 | 2 | NOT USED | 未使用 |
2 | 4 | NOT USED | 未使用 |
3 | 8 | NOT USED | 未使用 |
4 | 16 | MEASuring *1 | 本製品が測定中であるかどうかを表します。 |
5 | 32 | Waiting for TRIGger *2 | 本製品がトリガ(TRIG)を待っているかどうかを表します。 |
6 | 64 | NOT USED | 未使用 |
7 | 128 | NOT USED | 未使用 |
8 | 256 | PROTection | 保護機能が作動しています。 |
9 | 512 | Soft STart is in progress | ソフトスタート立ち上がり、立ち下がり実行中です。 |
10 | 1024 | NOT USED | 未使用 |
11 | 2048 | NOT USED | 未使用 |
12 | 4096 | NOT USED | 未使用 |
13 | 8192 | NOT USED | 未使用 |
14 | 16384 | NOT USED | 未使用 |
15 | 32768 | NOT USED | 常にゼロ |
*1. STAT:OPER:MEASレジスタのサマリビットです。このレジスタを参照するとさらに詳細な情報が得られます。
*2. STAT:OPER:TRIGレジスタのサマリビットです。このレジスタを参照するとさらに詳細な情報が得られます。
OPERationステータスレジスタのイベントを問い合わせます。
問い合わせると、内容はクリアされます。
コマンド
STATus:OPERation[:EVENt]?
レスポンス
OPERationステータスレジスタのイベントをNR1形式で返します。
OPERationステータスレジスタの状態を問い合わせます。
問い合わせても内容はクリアされません。
コマンド
STATus:OPERation:CONDtion?
レスポンス
OPERationステータスレジスタの状態をNR1形式で返します。
OPERationステータスレジスタのイネーブルを設定します。
コマンド
STATus:OPERation:ENABle<NR1>
STATus:OPERation:ENABle?
パラメータ
設定値:0〜32767
レスポンス
OPERationステータスレジスタのイネーブルをNR1形式で返します。
OPERationステータスレジスタのポジティブトランジションを設定します。
コマンド
STATus:OPERation:PTRansition <NR1>
STATus:OPERation:PTRansition?
パラメータ
設定値:0〜32767
レスポンス
OPERationステータスレジスタのポジティブトランジションをNR1形式で返します。
OPERationステータスレジスタのネガティブトランジションを設定します。
メッセージ
STATus:OPERation:NTRansition <NR1>
STATus:OPERation:NTRansition?
パラメータ
設定値:0〜32767
レスポンス
OPERationステータスレジスタのネガティブトランジションをNR1形式で返します。