測定動作とトリガ機能

測定動作とトリガ機能を設定します。

トリガはTRIGger[:SEQuence[1]]、TRIGger:SEQuence2の2種類のシーケンスグループに分類されます。

・   シーケンス1

インピーダンス測定

・   シーケンス2

電圧測定と電流測定

測定回数とトリガソースの設定

TRIG:COUN
TRIG:SEQ2:COUN

測定回数(トリガカウント)を設定します。

コマンド (シーケンス1:インピーダンス測定)

TRIGger[:SEQuence[1]]:COUNt {<numeric>|MIN|MAX|DEF}

TRIGger[:SEQuence[1]]:COUNt? <{MIN|MAX}>

コマンド (シーケンス2:電圧測定と電流測定)

TRIGger:SEQuence2:COUNt {<numeric>|MIN|MAX|DEF}

TRIGger:SEQuence2:COUNt? <{MIN|MAX}>

パラメータ

設定値: 1〜16(デフォルトは1)
分解能: 1

*RST、*RCLの送信時に設定が変更されます。

MEAS:<meter_fn>?、CONF:<meter_fn>の送信時は設定が変更されます。

レスポンス 

TRIG:COUN?/TRIG:SEQ2:COUN?に対して、トリガカウントをNR1形式で返します。


TRIG:SOUR
TRIG:SEQ2:SOUR

INITを受けてから、実際に測定が開始されるための条件(トリガソース)を設定します。

コマンド (シーケンス1)

TRIGger[:SEQuence[1]]:SOURce {BUS|IMMediate|TIMer}

TRIGger[:SEQuence[1]]:SOURce?

コマンド (シーケンス2)

TRIGger:SEQuence2:SOURce {BUS|IMMediate|TIMer}

TRIGger:SEQuence2:SOURce?

パラメータ

設定値: BUS ソフトウェア・トリガ(*TRG, IEEE488.1 get(Group Execute Trigger))を待って測定を開始
  IMMediate 即座に測定を開始(デフォルト)
TIMer TRIG:TIM /TRIG:SEQ2:TIMで設定された時間を待って測定を開始(デフォルト)

*RST、*RCLの送信時に設定が変更されます。

MEAS:<meter_fn>?、CONF:<meter_fn>の送信時は設定が変更されます。

レスポンス 

TRIG:SOUR?/TRIG:SEQ2:SOUR?に対して、トリガソースをCHAR形式で返します。


TRIG:TIM
TRIG:SEQ2:TIM

トリガを受けてから、実際に測定が開始されるまでの時間を設定します。

コマンド (シーケンス1)

TRIGger[:SEQuence[1]]:TIMer {<numeric>|MIN|MAX|DEF}

TRIGger[:SEQuence[1]]:TIMer? <{MIN|MAX}>

コマンド (シーケンス2)

TRIGger:SEQuence2:TIMer {<numeric>|MIN|MAX|DEF}

TRIGger:SEQuence2:TIMer? <{MIN|MAX}>

パラメータ

設定値: 0.01〜60.00(デフォルトは0.01)
分解能: 0.01
単位: S

*RST、*RCLの送信時に設定が変更されます。

MEAS:<meter_fn>?、CONF:<meter_fn>の送信時は設定が変更されます。

レスポンス 

TRIG:TIM?/TRIG:SEQ2:TIM?に対して、 測定が開始されるまでの時間をNR3形式で返します。