測定機能(メータファンクション)の選択

本製品には交流インピーダンス、センシング電圧、負荷電流の測定機能(メータファンクション)があります。本製品はメータファンクションをすべて同時に選択(コンカレント機能)できます。

FUNC

メータファンクションを設定します。

コマンド

[SENSe:]FUNCtion[:ON] "[XNONe:]<meter_fn>"[,"[XNONe:]<meter_fn>"[,"[XNONe:]<meter_fn>"]]

[SENSe:]FUNCtion[:ON]? <meter_fn>

パラメータ<meter_fn>

設定値: "IMPedance" 交流インピーダンス測定
  "VOLTage" センシング電圧測定
  "CURRent" 負荷電流測定
  デフォルトはすべてのメータファンクションが選択されています

*RST、*RCLの送信時に設定が変更されます。

レスポンス 

 FUNC?に対して、メータファンクションの設定をString形式で返します。


FUNC:CONC

メータファンクションの同時選択機能(コンカレント機能)を設定します。

コンカレント機能をオフにすると、FUNCFUNC:ALLの設定はクリアされて、インピーダンス測定がメータファンクションに設定されます。

コマンド 

[SENSe:]FUNCtion:CONCurrent {ON|OFF|1|0}

パラメータ

設定値: ON(1) コンカレント機能オン(デフォルト)
  OFF(0) コンカレント機能オフ
メータファンクションにインピーダンス測定を設定。

*RST、*RCLの送信時に設定が変更されます。


FUNC:ALL

すべてのメータファンクションを同時に選択します。

コマンド 

[SENSe:]FUNCtion[:ON]:ALL


FUNC:COUN

設定されているメータファンクションの数を問い合わせます。

コマンド 

[SENSe:]FUNCtion[:ON]:COUNt?

レスポンス 

 FUNC:COUN?に対して、設定されているメータファンクションの数ををNR1形式で返します。