主なコマンド処理時間とインピーダンス測定時間

主なコマンド処理時間

主なコマンド処理時間 | インピーダンス測定時間

次のコマンドが受付されるまでにかかる時間です。

ここで示される処理時間は標準値です。保証された値ではありません。

処理時間は、設定条件、測定条件によって変化します。

ハードウェアの応答時間は含みません。

KFM2005 

コマンド GPIB
処理時間*1
(ms)
USB
処理時間
(ms)
RS232C
処理時間*2
(ms)
説明
*IDN? 8 5 32 機種名の問い合わせ
INP ON 4 4 7 ロードオン
SOUR:CURR 0.2 6 5 14 負荷電流値設定
IMP:CURR:AC:FREQ 1000 8 7 22 周波数設定
STAT:OPER:MEAS? 8 6 16 MEASステータスのイベント問い合わせ
FETC:IMP? 12 7 26 インピーダンス値の問い合わせ
FETC:CURR? 13 10 26 電流値の問い合わせ
MEAS:IMP? 600 600 600 デフォルトにして、測定をして、インピーダンス値の問い合わせ
READ:IMP? 600 600 600 測定をして、インピーダンス値の問い合わせ
(10 kHz、AVE:1, 1)
*RST 15 14 17 リセット

*1:National Instruments社製USB-GPIBを使用

*2:通信速度設定:19200 bps、X-FLOW制御

KFM2030 

コマンド GPIB
処理時間*1
(ms)
USB
処理時間
(ms)
RS232C
処理時間*2
(ms)
説明
*IDN? 8 5 27 機種名の問い合わせ
INP ON 4 4 7 ロードオン
SOUR:CURR 0.2 6 5 11 負荷電流値設定
IMP:CURR:AC:FREQ 1000 8 7 17 周波数設定
STAT:OPER:MEAS? 8 4 16 MEASステータスのイベント問い合わせ
FETC:IMP? 12 7 26 インピーダンス値の問い合わせ
FETC:CURR? 9 7 22 電流値の問い合わせ
MEAS:IMP? 520 520 520 デフォルトにして、測定をして、インピーダンス値の問い合わせ
READ:IMP? 520 520 520 測定をして、インピーダンス値の問い合わせ
(10 kHz、AVE:1, 1)
*RST 15 16 19 リセット

*1:National Instruments社製USB-GPIBを使用

*2:通信速度設定:19200 bps、X-FLOW制御

インピーダンス測定時間

主なコマンド処理時間 | インピーダンス測定時間

およそのインピーダンス測定時間Sは、以下の式で表せます。時間間隔(ΔT:測定を開始してから読み取るまでの時間)は、インピーダンス測定時間Sよりも長く設定してください。

    

 

(例) 周波数fが0.1 Hz、積分平均回数が4回、移動平均回数が2回のとき

インピーダンス測定時間は、(0.8+10×4)×2 = 81.6秒かかります。

時間間隔(ΔT)を81.6秒以下に設定すると、インピーダンス測定が完了していないので正しい測定値が読み取れません。ΔTは、余裕を持って設定してください。