プリセットステータス

STAT:PRES

ステータスデータを構成して、特定のイベントがステータスレポーティングメカニズムによって高レベルでレポートされるようにします。これらのイベントは、必須の構造体のOPERationステータスレジスタとQUEStionableステータスレジスタに要約されます。

STAT:PRESは、ENABleレジスタと、ステータスデータ構造体のトランジションフィルタレジスタだけに影響を与えます。

STAT:PRESは、どのイベントレジスタも、またエラー/イベントキューからのどの項目もクリアしません。

すべてのイベントレジスタと、装置ステータスレポーティングメカニズム内のキューをリセットするには、*CLSを使用します。

SCPI必須のステータスデータは、ポジティブトランジションだけを認識するようにトランジションフィルタレジスタを設定して、ENABleレジスタをすべて0に設定します。

サービスリクエストイネーブルレジスタ、パラレルポールイネーブルレジスタ、*SAVコマンドと関連のあるメモリレジスタ、本製品のアドレス、出力キュー、パワーオンステータスクリアフラグの設定は、STAT:PRESの影響を受けません。

装置依存型ステータスデータ構造体は、ENABleレジスタをすべて1に設定して、ポジティブトランジションだけをレポートするようにトランジションフィルタレジスタを設定します。

 

レジスタ フィルタ/イネーブル プリセット値
SCPI必須ステータスレジスタ
QUEStionable
OPERation
イネーブルレジスタ すべて0
ポジティブトランジションフィルタ すべて1
ネガティブトランジションフィルタ すべて0
装置依存型ステータスレジスタ イネーブルレジスタ すべて1
ポジティブトランジションフィルタ すべて1
ネガティブトランジションフィルタ すべて0

 

コマンド 

STATus:PRESet